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セットアップガイド
Raspberry Piの準備からサイネージ配信開始までの手順です。
1. Raspberry Pi本体・OSのセットアップ
Raspberry Pi本体の組み立てと、OSのインストール方法はnote記事にまとめています。まずはこちらの手順に沿ってRaspberry Piを起動できる状態にしてください。
→ Raspberry Pi本体・OSセットアップ記事(準備中・URLは追ってご案内します)
2. Raspberry Piに配信用ソフトウェアをインストール
ここからはRaspberry Pi本体の画面で操作します。画面上部の「アクセサリ」メニューなどからターミナルを開き、次のコマンドをまとめて実行してください(1行ずつコピー&ペーストでも、全部まとめてでも構いません)。以前のインストールが途中で失敗している場合の後片付けも兼ねているので、初めてインストールするRaspberry Piでもそのまま実行して問題ありません。
sudo dpkg --configure -a
sudo apt remove --purge -y signage-client 2>/dev/null || true
sudo rm -rf /opt/signage-client /lib/systemd/system/signage-client.service /etc/xdg/autostart/signage-kiosk-autostart.desktop
sudo systemctl daemon-reload
rm -f ~/Downloads/signage-client*.deb
curl -L -o ~/Downloads/signage-client_1.0.5_all.deb https://www.signageweb.jp/downloads/signage-client_1.0.5_all.deb
cd ~/Downloads
sudo apt install ./signage-client_1.0.5_all.deb
途中でパスワードを聞かれたらRaspberry Piのログインパスワードを入力してEnterキーを押してください(入力中は画面に何も表示されませんが、そのまま入力してEnterで進みます)。「続行しますか? [Y/n]」と聞かれたら y を入力してEnterを押します(完了まで1〜2分ほどかかります)。
※ファイルマネージャーからのダブルクリックやマウス右クリックの「パッケージのインストール」は、必要な関連ソフトが自動で入らず「Failed to install file」というエラーで失敗することがあるため使用しないでください。上記のターミナルでの方法が確実です。ファイルは以下のボタンからも個別にダウンロードできます(コマンドを使えば自動でダウンロードされるので、通常は押す必要はありません)。
⬇ 配信用ソフトウェアをダウンロード(.deb)
インストールが完了したら、次のコマンドでRaspberry Piを再起動してください(キオスク画面の自動起動設定は、次回のログイン時に読み込まれるため、再起動が必要です)。

sudo reboot

再起動後、自動的にモニターの画面にQRコードが表示されます。そのまま次の「デバイス登録」に進んでください。
3. アカウント登録
アカウント登録画面からメールアドレスとパスワードを入力して登録します。登録後に届く確認メール内のリンクをクリックすると、ログインできるようになります。
4. デバイス登録
ソフトウェアのインストールが完了すると、モニターの画面にQRコードと確認コードが表示されます。スマートフォンでQRコードを読み取り、ログイン画面が表示されたらログインして「このデバイスを登録する」を押すと登録完了です。デバイスの登録状況は「デバイス」画面で確認できます。
5. コンテンツのアップロード
「再生リスト」または「保管ライブラリ」画面の「コンテンツを追加」から、画像(jpg/png/gif/webp)・PDF・動画(mp4)をアップロードできます。すぐに配信したい場合は「再生リストに追加」、後で使う予定のものは「保管ライブラリ」に置いておくと管理しやすくなります。
6. 再生リストの設定
「再生リスト」画面では、コンテンツをドラッグ&ドロップで並び替えたり、表示時間・表示期間・曜日・時間帯などのスケジュールを設定できます。設定内容は「プレビューを見る」からいつでも確認できます。
7. 画面分割設定(スタンダード以上のプラン)
「アカウント設定」画面で分割数(2〜4分割)を選ぶと、モニターを複数のゾーン(A/B/C/D)に分けて、ゾーンごとに別の再生リストを配信できます。「再生リスト」画面上部のタブでゾーンを切り替えて、それぞれにコンテンツを追加してください。分割数はご契約のプランによって上限があります。
8. テロップ設定
「テロップ設定」画面で、画面の端に流すお知らせ文言・表示位置・縦書き/横書き・背景色を設定できます。コンテンツ側で「テロップを表示する」にチェックが入っている間だけ画面に重ねて表示されます。
9. 表示スケジュール(モニターの自動消灯)
「表示スケジュール」画面で点灯・消灯の時刻を設定すると、営業時間外はモニターを自動的に消灯できます。仕組みの詳細(対応できる範囲の注意点)はその画面内に記載しています。
10. トラブルシューティング
「Failed to install file」と表示される、またはインストール中にエラーが出る: ファイルマネージャーからのダブルクリックや右クリックの「パッケージのインストール」では、必要な関連ソフトが自動でインストールされないため失敗することがあります。手順2に記載のターミナルでのコマンド一式でインストールし直してください。以前のインストール失敗の後片付けも含めて実行されるので、途中で何度か失敗した後でもそのまま使えます。
インストール後もQRコードが表示されない: Raspberry Piを再起動してください。それでも表示されない場合は、Raspberry Pi OSが「Desktop版」であること、自動ログインが有効になっていることをご確認ください。
デバイスがオフラインのまま表示が変わらない: 「デバイス」画面の最終アクセス日時を確認してください。しばらく更新されない場合は、Raspberry Piの電源やネットワーク接続を確認してください。
コンテンツが表示されない: 「再生リスト」に入っているか、表示期間・曜日・時間帯の設定で現在対象外になっていないかを確認してください。
アップロードに失敗する: ファイル形式(画像:jpg/png/gif/webp、PDF、動画:mp4)とサイズ上限をご確認ください。
キオスク画面(サイネージ表示)を消してデスクトップを操作したい: Raspberry PiにキーボードをつないでF9キーを押すと、サイネージ表示が消えて普段のデスクトップ画面に戻ります。もう一度F9を押すとサイネージ表示が再開します。
もしF9で反応しない場合は、Ctrl+Alt+F2でテキストのログイン画面に切り替えてターミナルからログインし(サイネージ表示は止まったままになります)、Ctrl+Alt+F1(機種によってはF7)で元の画面に戻れます。SSHで接続できる環境なら、そちらを使う方がさらに簡単です。
その他: 上記で解決しない場合は運営者までお問い合わせください。